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「カナーレのこれまでと、これから展」を終えて

「カナーレのこれまでと、これから展」を終えて

3日間にわたって開催したCanale Lab「カナーレのこれまでと、これから展」が、無事に幕を閉じました。

会場まで足を運んでくださった皆さま、そして気にかけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。初日は、尾州から来てくださったカナーレの創業者・足立聖さんに会いに、東京都外から、さらには海外からも多くの方にお越しいただきました。会場は超満員となり、とても賑やかなスタートになりました。

本展は、カナーレのこれまでの仕事を紹介する展覧会であり、生地や糸を実際に手に取って選ぶことのできる販売会でもありました。織物を見るだけではなく、触れ、背景を知り、選び、それぞれの立場から言葉を交わす。気がつけば、ものづくりを中心に、さまざまな人や視点が行き交う、これまでにない場が生まれていたように思います。

尾州・一宮で、60年以上にわたりションヘル織機と向き合ってきた足立さん。今回、改めてその仕事を取材させていただくなかで感じたのは、技術とは、完成した生地や職人さんの手のなかだけにあるものではないということでした。

どうしたら理想の生地を織れるのかを考え続けること。織機の小さな変化に気づくこと。頼まれたものを形にするだけでなく、そこからさらに一歩先を試してみること。足立さんは、それを「コツコツやっているだけの話」と言います。その何十年にもわたる日々の積み重ねこそが、カナーレの多様な生地を生み出し、ほかにはないものづくりを支えてきたのだと思います。

今回は急な開催のお知らせとなり、会期もわずか3日間でした。

もっと生地を見たかった方、買いそびれてしまった方、そして会場へ足を運ぶことができなかった方にもご覧いただけるよう、カナーレの生地を集めたオンラインストアを期間限定でオープンします。ご紹介するのは、足立さんが手がけた一点ものの生地たちです。

ぜひこの機会に、カナーレの織物をじっくりとご覧ください。

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